研修報告

令和元年度京都市中京区在宅医療・介護連携支援センター区民公開講座を開催しました。

日 時 7月27日(土)14:00~16:00
場 所 京都府医師会館
テーマ 「いざというときはかかりつけ医 -かかりつけ医の大切さを知ろうー」
講 師 角水正道先生(角水医院 院長)
肥後直子先生(京都府立医科大学附属病院 看護師)

当日は、台風接近による大雨にもかかわらず区民の皆さん、多職種の専門職や関係者を含め33名の方の参加がありました。まず、京都府立医科大学附属病院看護師の肥後直子先生からは、病院の役割と機能、地域の診療所との違いや、病院と地域の診療所にかかりつけ医を二人持っても良いこと、自分にあったかかりつけ医に巡り合うために、自分自身の性格を知っておくことの大切さをご講演の中で教えていただきました。

続いて後半では、向日市で開業されている角水正道先生から、日々の訪問診療から見えてくる多職種連携の大切さと、かかりつけ医はその人その人の専門医であり、病気のことだけでなく、家族や趣味、自分の最期の過ごし方についても話ができる相談相手であることを実際の在宅診療の事例を通して分かり易くご講演いただきました。

「かかりつけ医」の大切さとその必要性を、お二人の先生方のご講演で学ばせていただけた区民公開講座でした。

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